俺に好きな映画監督を語らすな!!
はい、どうもみんじょです。
さて、今回のお話はタイトルの通り、好きな映画監督のお話。
「え~?監督なんてどれも同じじゃないの??」
と、思われるかもしれませんが全然違います。
作り手が変わるだけで、同じ原作を映画化しても全く違うものが生まれたりします。
例えばこの作品とか。
例:シャイニング
こちらはスタンリーキューブリック監督のシャイニング。
自分はこちらの作品は唯一無二のシャイニングだと思っていましたが実際は違いました。
これがもう一つのシャイニング。
こちらは俗に言うドラマ版と呼ばれるもので、原作者のスティーブンキングが自ら脚本を書いたバージョンです。
同じ原作、内容でもカットや、シーン、はたまた映画の中で重要視しているものまで変わっています。
この様に作り手によっても作品は大きく変わってしまうのです。(わかるよな?)
この世界には数多くの映画監督がいます。そして、その監督毎に味(アジ)があるのです。
こちらの作品、ジャスティスリーグ
最近スナイダーズカット(ザックスナイダーが編集、監督したバージョン。脚本からして違う。)
というものの公開が決定し話題に。
それほどまでに監督によって味が違うのです。
今回はそんな世界の中で私が美味しいと感じる味を持っている数多くの中から3人の(全員だと説明するのに100年はかかるため)監督を紹介したいと思います。
1人目 ニール・ブロムカンプ
代表作:第9地区 エリジウム チャッピー
はい。早速大物監督が出ましたね。(知ってるよな?)
どなたかご存知でない方のために説明しますと、この監督はあの問題作である
第9地区(2009)
の監督なのです。
他にも
エリジウム(2011)
チャッピー(2015)
等、主にSF映画を撮影している監督です。
さて、この監督、何が特徴的かというと。
とにかくぶっ飛んでます。
映画チャッピーはもしもAIがヨハネスブルク(超治安が悪いです)で育てられたらという内容ですので、
「僕はチャッピー!みんなのためにがんばるよ!」
みたいなのではなく
「おい!!車から降りろ!!とっとと失せろ!!」
という悪い言葉が沢山出る映画となっております。
そしてこの作品、中盤から「魂の在り処」というワードに触れますが、それの解決方法もとにかくぶっ飛んでいるので是非本編をご覧になっていただきたいです。
その他にも、メカデザインがぶっ飛んでかっこよかったり
クリーチャーのデザインがぶっ飛んでいたりします。
さて、このようにぶっ飛んだ監督ですが、自身がヨハネスブルク出身ということもあり、どの映画にも貧富や教育からくる差別などのテーマが含まれていて、見終わった後にいろいろ考えさせられるものもあります。
現在ロボコップの新作を製作するとのお話が出ていますが、それも今まで通りSF映画の常識をぶっ壊すようなぶっ飛び映画であることを期待してしまいますね。
2人目 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
代表作:ブレードランナー2049 ボーダーライン メッセージ
思わず読み上げたくなる名前ですね。(え?ならない?じゃあいいよ。)
さてこの監督は今をトキメク監督です。
何故ならあのSF超大作ブレードランナーの続編の監督なのですから。
そしてあの名作SF、デューンの公開も控えています。
さて、私がこの監督の何が好きかといいますと一言で言い表すなら
映像の緊迫感
ですね。
例えばこちらの作品、ボーダーライン。
主人公はFBI捜査官で麻薬カルテルの親玉の捜査に参加するのですが、「え??私聞いてないんだけど何事!?」みたいな事件が次々と起きます。
正体不明のコロンビア人(一応味方と聞いているが・・・)とか突然始まる銃撃戦(え?今?心の準備まだなんだけど!?)とか。
仕事で急に詳細不明の現場に行かされるあの感覚と似ていますね。(誰かに聞きたいけどまず誰に聞けばいいかわからないあの感覚)
そんなストレスフルの中で、死と隣り合わせのミッションに挑むこの息苦しさとハラハラ感はただ見ているだけの自分でさえ感じてしまうかも??
前述のブレードランナー2049でも同じ様な演出が何度かありました。
個人的に一番それを感じたのが主人公のK(ライアン・ゴズリング)が前作の主人公であるデッカード(ハリソン・フォード)と出会うシーンです。
お互いの探り合う感じ、そしてお互いが追われるもの同士ということもあり画面全体に緊張感が出ます。
そんな緊迫感がある映像をドゥニと共に生み出したのが名撮影監督である
ロジャー・ディーキンスです。
ブレードランナーは二人で極力CGを使わない方針で撮った作品のため、こういった緊迫感が産まれているのかもしれませんね。
正に、撮影と演出の総合芸術といっても過言ではありません。
ドゥニ監督のこれからもすごく楽しみです。
3人目 ギレルモ・デル・トロ
代表作:パンズラビリンス パシフィック・リム シェイプオブウォーター
この監督は皆様ご存知なのではないでしょうか?
日本リスペクトの巨大ロボット対怪獣(Kaiju)映画のパシフィック・リム
儚くも美しいダークファンタジーの決定版であるパンズラビリンス
アカデミー賞をも獲得したシェイプオブウォーター
この様に多種多様な映画を撮っていますが、注目すべきはやはり彼がホラー畑出身ということでしょう。
例えば巨大ゴキブリモンスターパニック映画のミミック
最近だとスケアリーストーリーズという映画の脚本、製作も担当していました。
どの映画もおぞましいクリーチャーが出てきます。
そのクリーチャーこそがやはりこの監督の魅力でしょう。
時に恐ろしく、そして時に美しさすらも感じさせる造形は物語にゴシック調のリアリティを産み出してくれます。彼がホラー出身ということもそれに大きく影響を与えているかと思います。
そんな彼にインスピレーションを与えたのはクトゥルフ神話を産み出したラブクラフトや、永井豪、伊藤潤二をはじめとする日本を代表するクリエイターたちです。
それらが与えた影響は大きく、映画内でもオマージュが多く観られます。
我らが日本の創造性を背負い、世界を股に掛けるホラー映画サムライのこれからの活躍には期待せざるを得ません。
そんな監督、実は最近ゲームデビューを果たしました。
そう、あのメタルギアソリッドで有名な小島秀夫監督の作品、デスストランディング です。
元はあの伊藤潤二を交えてサイレントヒルの新作を作る予定だったとか。
残念ながらそのプロジェクトは白紙になってしまいましたが、デルトロ監督を観ていると、好きを突き詰めると夢は叶うのではないか?と思わせてくれますね。
さて、今回は私が好きな映画監督について語らせていただきました。
「え?もう終わり?」と思ったそこのあなた。
Twitterやコメントなどでおっしゃっていただければもっと語らせていただきます!
他にもまだまだ語りたい監督もいらっしゃるので是非ご期待ください。
それでは本日はこの辺で失礼します。
次回も
俺に〇〇を語らすな!!
シーユーーー!!
俺にシン・ゴジラを語らすな!!
はい、どうもみんじょです。
いや~来ましたね。シン・ゴジラ。
どうですか?皆様はもうご覧になられましたか?
あの庵野秀明監督のゴジラということでどんなものが出来上がるのかワクワクしながら公開日を待ちましたが、どっこい。期待をいい意味で大きく裏切る絶品チーズバーガーでしたね!!
え?いつの話をしてるのかって?
ああ、ごめんなさい。先日久しぶりに劇場でシン・ゴジラを観たため、初公開日の記憶が蘇ってしまいました。
というわけで、先日、実に4年ぶりですかね。シン・ゴジラを劇場で観てまいりました。
久々に堪能する劇場での鑑賞を経て、思い出してしまいましたね。
当時2015年から現在に至るまでの日々を。
そんな私とシン・ゴジラの関係を今回はお話させていただこうと思います。
チャプター1 発表
2014年当時、ハリウッド版のGODZILLA(2014)、俗に言うギャレゴジか公開されました。
当時これを映画館で見た私は「ああ、ゴジラはついにここまで来たんだな。」
とグッとガッツポーズをしたのを覚えています。
そして、次々と展開されていくハリウッド版のゴジラを見て
「そうか、海を渡って・・・。そっちの方がすごいもんなあ」
と、少し寂しい気持ちになったのも覚えています。
そんな中、同年12月8日、新たなるゴジラの新作が発表されました。
私は舞い上がりました。舞い上がりすぎて母に連絡したのを覚えています。
でもその晩、寝床で考えました。
「でも、今の日本の技術で果たしてどんなものができるんだ・・・?」
と、少し不安に感じたのです。(その日はぐっすり寝れました。)
そこから特に音沙汰もないまま。
本当にやるのかも怪しいと思いながら過ごす毎日でした。
その後、私は学校を卒業し、映像の仕事に就くことになります。
そして来る2015年4月1日、新社会人である不安と少しの期待を胸に朝を迎えます。
憂鬱な朝です。社会人デビューなのですから当然ですね。
そんなパッとしない朝はTwitterに書いてあった下記の文言で一変しました。
ギョ!!?
樋口監督って言ったら平成ガメラを生み出したレジェンド、それに庵野秀明って・・・。
エヴァの監督じゃねえか!!??
で特撮に明るいってことは知っていたけど、まさかここで来るとは!!?
と、一気に眠気が吹っ飛んだのを覚えています。
生きる希望が湧いたな。としみじみ思いました。
そして同年、9月。タイトルが公開
始めてそのタイトルを見た時
「エヴァじゃねえか!!」
と突っ込みを入れました。
同時にキャストの長谷川博己、石原さとみ、竹ノ内豊の三名が発表されました。
いやいや前半二人。
「進撃の巨人じゃねえか!!」
12月にキービジュアルであるティザーポスターが公開。
「これが新しいゴジラ・・・眼が意外とかわいいじゃないの・・・。」
と、期待に身体が震えました。西野カナばりに。
そしてついに公開年を迎えるのです・・・。
チャプター2 鑑賞
2016年4月、予告が公開されました。
それは鷺巣詩郎の音楽に合わせて次々と変わっていく映像。
そこで初めて動くゴジラを観ることが出来ました。
音楽に合わせて切り替わる映像、慌ただしく動き回るキャスト達、しかもそのキャスト達は皆超一流という事件。
興奮しすぎて鼻血が出るかと思いましたね。
え!?斎藤工が!!?前田敦子!!?高橋一生!!?と思わずスタバでブツブツ喋ってしまってましたね。
そして7月。ついに映画が公開されました。
私は当日しっかりと有給を取り、TOHOシネマズ新宿の朝一の回を予約しました。
まるで恋する乙女が如くドキドキする胸に手を当てて開場を待ちました。
そしていざ、映画が始まりました。
あっという間の時間でした。映画を見ているときはアインシュタインに文句を言いたくなるようなあっという間の時間。
映画が終わると拍手が鳴りました。劇場内の皆の気持ちはきっと同じでしょう。
まずは
感謝。
この映画に出会えたすべてに感謝。
次の日も仕事を早めに切りあげて六本木まで見に行ったことを覚えています。
本当に、ありがとう。シンゴジラ。
チャプター3 感想
さて、肝心の映画の中身なのですが、自分にとっては全く持って非の打ち所がないくらいに完璧でした。強いて言えば終わりが来ることくらい。
以下、ネタバレアリ。
冒頭、謎の小型船のシーンから始まり、謎の噴火事件。これを見て政府が色々な憶測を立てるシーンから始まります。
もうこの時点で期待値はマックスです。
エヴァっぽい字幕が次々と流れていく中
「ははあ、さてはこれはゴジラの仕業だな。」と一人にやにやしながら慌ただしい国会を見守ります。
噴火事件は巨大な謎の生物らしい。というところまで話は進み、そしてそれがついに上陸します。
そこで一気に音楽が流れます。日常が非日常に変わる瞬間です。
ついに上陸するゴジラのビジュアルが見れるのか!とドキドキの私の眼に入ってきたものとは
何これ。
と、思いましたが、その背びれからゴジラと関係する生物ということが判別できました。
「いや、でも待てよ。これがどうあんなかっこいいゴジラになるんだ?あ、これ予告で聞いた曲だ。かっこいい。」
など思いながら鑑賞を続けると
立った。
確信しました。今回のゴジラは進化するんだと、まるでPokemonじゃないか!!
そしてそのまま海へ帰っていきます。
そこからは国会パート。エヴァのあのBGMが流れ始めます。
思わず笑ってしまいました。「え、なに?そこまでやる!?」
私がこの映画がトンデモナイ映画だと確信したのはあのBGMを聞いた時からですね。
現にこの映画はトンデモナイ映画で、物語の中盤であのキャッチコピーである
ニッポン対ゴジラ
という映画であることを再認識しました。
今作は怪獣が存在しない世界のため、極限までリアルになっています。
発砲するにも総理の許可が必要だったり、敢えて怪獣というワードを使わず巨大不明生物というワードを使用したり。
そのリアルさに見ている私も思わず現実の出来事なのでは?と錯覚させるほど。
出てくる役者達も早口でまくしたてたり、些細なしぐさでキャラクターを演じきり、本当にリアルで、「あれ?今回の選挙は矢口いないんだ?」と日常生活にまで支障をきたしてしまいました。
演出も見事で、淡々とカットが次々と切り替わる(まるでエヴァのOP)映像が続くと思いきや、ワンカット長回しでしっかりと芝居を見せることもあり、どのカットもおいしく頂けることが出来ました。
さて、肝心な物語なのですが、こちらも見事でしたね。
鎌倉に上陸する第4形態、満を持して登場するゴジラはまるで12年前の劇場と同じように大暴れします。
数多くに犠牲者が出ますが、こちらも敢えて、積極的に人の死を描かない演出となっております。
しかし、しっかりと被害状況や倒壊した建物などは見せるので、その深刻さは伝わってきます。
余談ですが。この演出は個人的には大きく刺さりました。
私は先の東日本の震災の被災者なのですが、あれだけ多くの方が犠牲になったにもかかわらず、避難所でラジオを聴く私は不思議と実感がわかなかったのです。
ただ、その後、落ち着いたころ、当時通っていた学校や、お店などを見て初めて実感が湧きました。
思うに建物とは生活です。すなわち街の倒壊というのはそこの生活を奪われるということなのです。
監督はそんなことを伝えたかったのではないでしょうか?
暴虐の限りを尽くすゴジラに対抗するためについに米軍が核の利用を決定します。
もちろん劇中の人物達は猛反対します。先ほども言いました通り、街が無くなるということは生活がなくなるということ。いくら疎開して人民を救おうとも、もうその生活に戻れないということは辛いんです。
それをなんとかするべく、登場人物が動き始めます。
それが矢口プランことヤシオリ作戦です。
「ヤシオリ・・・?」と劇場では思いましたが、映画終わりに調べるとどうやら日本神話でヤマタノオロチを倒すために用いられたお酒の事らしと知りました。
劇中、「ヤシオリ作戦にしましょう」と言われ「うんいいね!」という顔をする自衛隊員たち。
お前らすげえ教養あるなあ。
と、思いました。
ゴジラの体内に血液凝固剤を注入し、ゴジラを凍らせる作戦です。
第一段階、陽動開始!!の合図とともに宇宙大戦争のテーマが流れた時は興奮で思わず立ち上がりそうになってしまいました。
「こ、こんな演出、特撮好きを殺すための演出じゃないか!!??」
「ああ、そうだよな。俺はゴジラを観に来たんだよな。特撮映画を観に来たんだ。」
と、感極まって泣いてしまいました。
そして、見事に物語のクライマックスにゴジラを凍らせることに成功します。
ニッポンとゴジラの長い付き合いが始まります。
個人的には夏とかに溶けたりしないか心配ですね。
そして尻尾にズームインして、暗転スタッフロールが流れます。
「え!?」
と声を上げたのは私だけではないでしょう、きっとこの映画を観た誰もが声を上げたはず。
妖しく映る人型のそれにはゴジラと同じような背びれが見えます。
「ああ、塚本信也が劇中で言ってたやつだ・・・!これからまだ進化があるんだ!!」
と少年の様にギラギラした気持ちでエンドロールを迎えました。
もし、凍結がもう少し遅かったならば、完全にニッポンは負けていたでしょう。
それを最後にちらっと見せるなんて、味な事しやがるぜ監督!!
でも、本当にありがとう監督。そう思いながら劇場で惜しみない拍手を送りました。
チャプター4 終わりに
さて、まだまだ書きたい事もありますが(なんでエンドロールでゴジラVSメカゴジラのテーマが流れたのかとか、iPhoneで撮影したカットが混じってるとか、石原さとみのキャラとか、劇中の登場人物で悪者が一人もいない事とか)、まとまらなそうなのでこのあたりにしておきます。
この映画の後に、アニメ版ゴジラの製作が決定したり、ゴジラストアが出来たり、ハリウッド版もシン・ゴジラへのアンサーといわんばかりに超ド級のKOMを見せてくれたりカードゲームとコラボしたりと今やゴジラは完全に復活したと言えます。
それはもう本当に紛れもなくありがとうと言いたいところです。
昨今この世界では色々な問題が起きていて、それもあり映画館がしばらく休館していましたが、ポツポツと再開するところも増えてまいりました。
私もそれで、シン・ゴジラのリバイバル上映があるということでなんとしてもいかねばと鑑賞してきました。
劇中の登場人物の台詞や、問題など、まるで現実世界とリンクしている内容にうんうんと頷きました。
そしてそれと同時にこれは、この作品は素晴らしい特撮エンターテイメント映画だなということも再認識しました。
映画の上映が終わると自然と拍手が。もちろん、席は満席ではありませんので当時ほど大きな音ではありません。
しかし、皆、思ったことは同じでしょう。この映画が好きで訪れた同志達にも思わず感謝を伝えたくなりました。
現在、監督をはじめとするスタッフたちは
シン・ウルトラマン
の撮影へと着手しているようです。
どうか、お身体に気を付けて、また衝撃的な特撮エンタメを見せてくれることを心から期待しております。
長々と語らせていただきました、皆様も是非シン・ゴジラ、この機会にご鑑賞してみてはいかがでしょうか。きっと新しい何かに気づけるかもしれませんよ・・・?
それではこの辺で失礼します。
次回も
俺に〇〇を語らすな!!
俺にNetflixを語らすな!!
どうもこんにちはみんじょです。
さて、突然ですが皆さんはNetflixというものをご存じでしょうか?
Netflixとは今、世界でシェアを広げているオンラインの映像ストリーミングサービスの事です。
2015年から日本でも映像配信サービスを開始し、今もその登録者数は右肩上がりとか。
そんなNetflixですが、私、みんじょも見ない日はないと言わんばかりに毎日お世話になっております。
決して社員じゃないですよ?
「何がそんなにすごいの?」
とよく聞かれますが一番はやはり
Netflixオリジナル作品 ではないでしょうか。
あの伝説的ドラマの続編や
MCU(マーベルシネマティックユニバース)作品。
名作アニメの続編まで。
数多くのオリジナル作品がございます。
今回はそんな数ある作品の中から特にオススメの
ネトフリ(通はこう略します。え?略さない?)オリジナル映画
を何本かご紹介させていただこうかと思います。
1本目 スペクトル(2016)
あらすじ:東ヨーロッパでミッションに当たっていた米軍がある不可解な死を遂げる。
その死の直前、彼が装着していたゴーグルには奇妙なものが映っていた・・・。
ポスターだけを見ると骨太な社会派アクションの様に見えますが、違います。
この映画は簡単に言うと
米軍VS幽霊
という荒唐無稽な事が行われる映画となっております。
米軍といえばこれまでもインデペンデンスデイやトランスフォーマー などで様々な異星人と戦ってきましたが、今作ではついに幽霊と戦います。
「幽霊?ちょっと待ってよ。怖いんじゃない?」
と思われる方もいらっしゃると思いますがご安心ください。
我々にはアメリカ軍がついていますので。
レジェンダリーピクチャーズ
なので、映像の重厚感も素晴らしい一本となっております。
2本目 6アンダーグラウンド(2019)
あらすじ:謎の億万長者 ワン(ライアン・レイノルズ)が各部門(医者や、スパイ、パルクールの達人等)のエキスパートを集め、「この世界をよりよくする」ためにチーム全員が自らの死を偽装し暗躍する。
あのマイケル・ベイの新作がストリーミングで見られる時代になってるなんて驚きですよね。
この映画は一言で言うと
です。
各部門のエキスパートにはそれぞれ役割があり(2は秘密工作員、7はスナイパー、1はスーパーリッチ)それを活かして悪者をやっつけようというチームムービーとなっております。
自分がメンバーに入ったら何番と呼ばれるか思わず妄想してしまいますね。
(え!?しないの!?)
世直しを実行するチームリーダーのワンの目的とは・・・。というストーリーも今作の見どころの一つですが、そこは破壊王マイケル・ベイ。
ド派手すぎる映像が今作の一番のポイントかと思います。
更に今作はパルクールのエキスパートもいるということで思わず足がすくむようなスリルのある映像も楽しめちゃいます。
令和にしてついにマイケル・ベイ映画の集大成が産まれたな。と思いました。
3本目 オクジャ(2017)
あらすじ:韓国の山中で少女ミジャは一匹の動物、オクジャと出会います。
オクジャは頭がよく、いつも仲良し。二人の間には絆が産まれます。
しかしある時、オクジャはある目的の為にニューヨークへと連れていかれてしまいます・・・。
ええ。言いたい事わかりますよ。
とりあえず画像を観ましょうか。
怪獣じゃん。
そう、今作はグエムルに続くあの、ポン・ジュノ監督による怪獣映画なのです。
ただ、グエムルと違うのは怪獣パニック映画というジャンルではなく、怪獣サスペンスストーリーとなっているんです。
となりのトトロ×社会派サスペンス
と思っていただければ(いや、ピンとこねーよ。)
このオクジャ、ワケアリでして、実は食用に育てられた動物なんです。
それを何とか奪還しようとする大人たち。といった構図となっております。
流石、ポンジュノ監督とうならされる、一筋縄でいかない映画になっております。
脇を固めるキャストも豪華。
こんな超大作までNetflix独占だなんてどうかしてるぜ!?
※社員ではありません。
4本目 タイラーレイク 命の奪還(2020)
あらすじ:バングラデシュの麻薬王の息子が誘拐された!裏の仕事もこなす傭兵部隊に任務が下る。過酷なミッションに傭兵部隊は伝説の男、タイラー・レイクを派遣する。
しかし、このミッションの全貌はあまりにも恐ろしいものだった・・・。
あらすじを少し脚色しましたが、大体あってますのでご安心ください。
そして主演は
というアベンジャーズ黄金タッグでお送りする本作は一言で表すならば
令和のジェイソンボーン
「え~!?ジェイソンボーンってあの?全然舞台も違うし、スパイじゃないじゃ~ん(笑)」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
この映画のアクションは紛れもなく彼の再来です。
せわしなく動き続けるタイラー。
スタイリッシュに確実に敵をしとめるタイラー。
目的の為に手段を選ばないタイラー。
どれをとっても私にボーンを思い出させます。(え?思い出さない?残念すぎる。)
監督はサム・ハーグレーヴ。
なんと彼はスタントマン。アクションのスペシャリストです。
彼の手腕が見事に生かされており、轢かれアリ。ワンカットアリ。という鬼の様なアクション映画となっております。
監督ともとても仲がよさそうですね。
コチラはマチェーテが強く当たってしまった時のお話をしています。
クリヘムの眼も死んでいますね。
この対談は以下のリンクで見れますので映画ご視聴後に見ていただくとより一層作品の事を知ることが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=eS2OpohcRLk
さて、こちらのタイラーレイク、なんと続編も決定とのことで、とても喜ばしいことです。
Netflixから始まり、更に続編まで作られるなんてすごいなあ。
何度も言うが社員ではない。
さて他にも
ELI/イーライ(2019)
愛なき森で叫べ(2019)
クローバーフィールド パラドックス(2018)
等など盛りだくさんとなっております。
作品の入れ替えが時たまあるNetflixですが、上記の作品は入れ替え無しで永久に見れちゃう作品なのでいずれ全制覇していただくのもよろしいかもですね。
本当にいい作品が目白押しとなっておりますので、興味がある作品がございましたら是非、登録よろしくお願いします。
これを見たNetflixの社員さんも是非、スカウトお待ちしております。(ダメか!?)
というわけで今回はこの辺で失礼致します。
いいNetflixライフをお過ごしください!!
次回も
俺に〇〇を語らすな!!
俺に自己紹介と好きな映画を語らすな!!
と、いうわけでどうも。
タイトルで急に威圧感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、当サイトはいたって温厚な人間が運営していますのでご安心ください。
さて、はじめまして、私、みんじょ と申します。
コチラのブログは私が主に映画を中心にいろいろなものを語るブログとなっております。
いや、でも知らん奴の映画語りとか言われてもとか思われるかもしれません。
しかしどうかそこはビッグアイ(大目)で見ていただけると助かります。
・・・。
はい。
私、Twitterや、youtubeもやっておりますので、是非こちらもチェックしていただけると幸いでございます。
Twitter https://twitter.com/jojo_min09
youtube https://www.youtube.com/channel/UC_FoXo4hgNwf0PIITK8pHqw
では早速ですが映画の話をしていこうと思います。
何の映画の話をするのかというところなのですが、映画好きの皆様ならもちろん持っておりますよね?
そう。
人生のオールタイムベスト
知らない方に簡単にご説明すると、映画好きならば必ずしも火葬場で一緒に焼いてそのまま同じ墓に眠りたい映画が何本かあるものなのです。
漫画トリコで言うフルコースの様なものですね。
今回はそんな私の映画のフルコースをご紹介したいと思います。
といっても初回からババンと全部紹介するのも面白みがないと思うので今日はその中からとっておきの一本を紹介させていただきます。
最初からメインディッシュでもいいじゃない。
そんな大ボリュームステーキみたいな映画がこちら。
ドライヴ(2011)
あらすじ:昼はカースタントマン、夜は強盗の逃がし屋という二つの顔を持つ、ドライバー(ライアン・ゴズリング)がある時同じアパートに住むワケアリ人妻のアイリーン(キャリー・マリガン)と出会う。これがキッカケで彼の人生は大きく走り出す・・・。
こちらの映画、私の人生の中で
一番好きな映画
となっております。
(2020年5月現在)
3つの要点に分けてこの映画のスンバラシイと思ったところをご紹介させていただきます。
1つ目 キャスティングがイイ
まず主演が今をトキメク、ライアン・ゴズリング
寡黙なドライバーは時にとてもバイオレンスな事も平気でします。
その静と動の表現は生唾ゴクリもの。
何がすごいってライアンは顔での演技がすごいんですよね。眉を少し動かしただけで彼が何を考えているのかわかってしまう。そしてそれと反対に何を考えているのかわからない様な表情もお手の物。
(余談ですが、携帯の待ち受けもPCの待ち受けも彼です。そうですファンなんです悪いか?)
そしてヒロイン、アイリーン役にキャリー・マリガン
主人公のドライバーと同じアパートに住んでいる人妻さんです。
旦那さんは少しワルで今でもムショ暮らし。女手一つで男の子を育てています。
そんな少し闇のある女性を見事に演じ切っています。笑顔が本当に素敵。
その他、脇を固めるキャストも
等など他にも豪華キャストが目白押しの今作。
観てるだけでも目の保養になりますね。
2つ目 ストーリーがイイ
冒頭あらすじでも紹介しましたが、いたってシンプルでアウトローのドライバーがアパートの人妻に恋しちゃうってお話です。
ある時、ムショから帰ってきたアイリーンの夫のせいで問題が起きてしまう。
仕方ない、俺の出番だ。と言わんばかりにドライバーが愛する人の為に疾走します。
何度でも言いますがこれはラブストーリーです。
余談ですが彼にはあるルールがあります。強盗の際5分間だけ待つ。それ以上は待たないというルール。
それがいったい何を物語るのかは是非本編でお楽しみください。
3つ目 演出がイイ
この映画の監督はニコラス・ウィンディング・レフン
彼はプッシャー(1996)という映画で一躍名監督に上り詰めます。
そしてあのトム・ハーディが自分をチャールズブロンソンだと信じて疑わないバイオレンス映画、ブロンソン(2008)を撮影。
そして晴れて2011年、伝説級の映画ドライヴを産み落とします。
その後はオンリー・ゴッド(2013)
ネオンデーモン(2016)
等数々の名作を撮り続けます。
まず一言言わせてください。
キャスティングの神か?
彼が起用する俳優に間違いはありません。誰しもその作品がターニングポイントになっていると思います。(勝手に思ってます。)
そんな監督がハリウッドで爆発させたその才能とは
異常なまでの演出力と画作り
だと思います。
物語通してのカットの様々な色使いや構図等は最早
「これ映画?美術作品かと思った。ダヴィンチの。」
と錯覚させるほどです。(ダヴィンチのファンの方はごめんなさい。)
そして想像もつかない様な展開の数々。
「え?!え!??!!」
と、カイザーソゼもびっくりするような静と動の躍動感に思わず眼を奪われます。
忘れてはいけない音楽での演出。
冒頭のイントロが流れてタイトルが出ている頃、あなたはその映像と音楽に囚われ完全にこの映画のトリコになります。(グルメ漫画のトリコではありません。)
演者、映像、音、すべて合わさった正に真の総合芸術(映画やドラマ等を私はこう呼んでいます。)だと思っています。レフン監督はすごい!!
さて、ざっとですが映画 ドライヴについてご紹介させていただきました。
ここまで見ていただいてご興味を持たれた方は是非ご視聴いただけると人生に実りが産まれるかと思います。(2020年5月現在ネットフリックスで鑑賞可能です。見やすいね。)
さあ、早口と長文でここまで来ましたが、やはり自分の中で特別な作品ということもありたくさん書きたい事がでてきましたね。
胸やけしてしまった方はごめんなさい。
これ以外にも人生のベストといえば
〇〇の〇〇〇〇
や
〇〇〇・〇〇〇〇
とか
〇〇・〇〇
とか
色々な映画がございますので機会がございましたらまた紹介していきたいと思います。
このブログでは映画のレビューやぶっちゃけ話、感想なども赤裸々に投稿したいと思うのでぜひぜひ、これからもよろしくお願いいたします。
では、長くなってしまいましたが今回はこれにて失礼いたします。
皆様もいい映画ライフをお過ごしください!!
次回も
俺に〇〇を語らすな!!